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チャーリーとチョコレート工場 の感想

 

老人4人と両親とぼろ屋に住むチャーリーは、おじいちゃん思いの優しい少年。

父親は歯みがき粉のキャップを締める仕事をしており、家はとても貧しい。

ご飯はいつもキャベツのスープ。
ある日、町にあるウィリー・ウォンカのチョコレート工場を見学できるイベントが行われた。
チョコレートに同封されている金のチケットを当てた子供(と保護者一名)だけが中に入れる。
金のチケットを当てるために、世界中でウォンカチョコを買い漁る事態が起こる。
次々と金のチケットが発見される中、チャーリーは行きたいと思いながらも半ば諦めていた。
何故ならチャーリーがチョコレートを食べられるのは誕生日の時だけ。
しかし両親が特別に、誕生日よりも前にチョコレートを買ってくれたのだが──。

 

<総評>
楽しさ・★★★☆☆
歌・★★★★☆
ストーリー・★★★☆☆
キャラクター・★★★☆☆
ディスク版吹き替え・有

 

ウィリー・ウォンカを演じるのはジョニー・デップ。

彼の吹き替え声優と言えば平田広明さん。

ワンピースのサンジ等を担当している有名な声優ですね。

ジョニー・デップの声優はほとんど彼が担当していますが、何故か今回は藤原啓治。クレヨンしんちゃんの野原ひろしの声優です。(テレビ版は宮野真守さん)
だけどこのウィリーウォンカのキャラクターには、藤原啓治さんがピッタリ。

おちゃらけた感じがマッチしており、平田さんの声の感じではあの演技はミスマッチだったでしょう。
本編はチャーリーが工場内で出会う不思議な出来事なのでネタバレにはならないと思いますが、無事金のチケットを当てたチャーリーは、昔工場で働いていたというおじいちゃんと一緒に見学に参加します。
他には肉屋の息子のオーガスタス、ナッツ工場を経営している父を持つわがままお嬢様のベルーカ、勝ち組に拘るバイオレット、ゲーマーのマイクなど個性的な面々が揃っています。
工場で働いているというウンパルンパが歌や踊りでミュージカルチックな演出を見せてくれます。
なお、ミュージカル部分に関しては吹き替えであっても吹き替えされないのが一般的ですが、この作品は子供向けの為、ちゃんと歌も吹き替えされています。
曲はどれも明るくてノリが良い。
個人的には最初の人形が歌ってるやつが一番好きでした。
余談ですが、このチョコレートは、実際に販売されています。

当時は1枚約1000円と高め。そしてカロリーも高め。

チョコレートの中にパフとキャラメルが入っており、1枚のカロリーは約1000キロカロリーでした。
甘党にはおすすめですが、1枚食べきるのには数日かかる代物です。
なお、現在は輸入食品店やヴィレッジヴァンガード、一部スーパーでもよく見かけます。値段は下がって約500円程。ただ、残念なのが製造メーカーが変わったのか、味が落ちてしまった事。そして金のチケットは入っていない事です。高いのだから、無条件でチケット入れておいて欲しかったなと思った記憶があります。
映画は歌有り踊り有り、家族愛有りで、家族みんなで楽しめると思います。