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17歳のカルテ の感想

 

自殺未遂を起こし、日々の反抗的な態度から精神科病棟に入院させられたスザンナ。
そこで病棟を仕切っているリサと出会い意気投合。一緒に病棟を脱出して元患者仲間の家に転がり込むが、リサは彼女を追い詰めて自殺させてしまう。
リサの攻撃的な性格に恐怖を感じたスザンナは、次第にリサを嫌悪し、孤立してしまう。

 

<総評>
怖さ・★★☆☆☆
ストーリー・★★★☆☆
感動・★☆☆☆☆
青春・★★☆☆☆
ディスク版吹き替え・有


主人公のスザンナを演じるのはウィノナ・ライダー。黒髪のボーイッシュな女の子。
そして仲間を自殺に追い詰める程の攻撃性を持つ精神科病棟のリーダー、リサは若き頃のアンジェリーナ・ジョリー。
約21年前の作品で、当時アンジェリーナ・ジョリーは24歳くらい?
見た目は10代といってもおかしくないくらい若い。そして美人。
スザンナは病院でパーソナリティー障害だと診断される(本人には知らされないが、夜中にみんなで病室を抜け出してカルテを盗み見る)が、どうしても受け入れられない。クラスメイトの父親でもある教師と関係を持っていたり、ナンパについていったりと性には奔放な印象。
だけど受け身な性格で、始めはリサのカリスマ性に惹かれて仲良くするものの、入院仲間のトラウマをほじくり出したり刺激したりして自殺させしまう性格に恐怖を覚え、リサを反面教師として自身の病気を克服します。
スザンナは反抗的で有りながらも基本的には引っ込み思案で受け身。
途中、リサと仲違いをして責められたりもしますが、リサの言葉はあながち間違いでもなさそうな。結局脱走の時はリサに助けられて、スザンナは痛手を負わずに済みますしね。自殺があったりと中々後味が悪い所もありますが、なぜか何度も見てしまう不思議な映画。思春期という言葉がぴったりくる感じです。
若きアンジェリーナ・ジョリーを見るだけでも充分価値あり。