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パンズ・ラビリンス の感想

 

主人公のオフェリアは、仕立て屋の父を亡くし、母の再婚相手のヒダル大尉の任地に行くことになった。
母はすでに大尉の子供を身ごもっており、オフェリアははじめての兄弟を楽しみにしていた。
あるひ彼女は、森の中で不思議な体験をする。
カマキリのような妖精に誘われて向かった先には、パンという山羊の男に、君は地下の王国の王女で、3つの試練をこなせば、本当の両親が待つ王国に戻れる。失敗すると、本当の人間になってしまうといわれる。

再婚相手との家庭環境を良く思っていなかったオフェリアは、試練をクリアし、本当の世界に戻ろうと決意する。
 

<総評>

ストーリー・★★★☆☆
スリル・★☆☆☆☆
ファンタジー・★★★☆☆

グロ・★★★☆☆
ディスク版の吹き替え・有

「ナイトミュージアム」や「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」のようなファミリー向けのジャケットですが、中身はダークファンタジー。SAWをグロイ、痛そうで見れないと思っている人は、これもきっと見れないと思います。

おとぎや神話を信じるオフェリアは「もうそんな年じゃないでしょう」と母に何度も怒られています。
見た目はまだ信じていてもおかしくない年齢に見えますが、実は結構高学年よりなのかもしれない。
ファンタジーには良く出てくる、人型の植物のマンドラゴラなど、ファンタジーとしてもなかなか優秀です。
ただ、バイオやサイレントヒルに出てきそうなクリーチャーもあり、プライベートライアンのような本格的な戦争もあり。
ちょっとグロイ&悲しい話ではありますが、映画としてはなかなか。